バルナック散歩で、Leica Ⅲfを買いました。■Blog#10

Cameras

こんばんは、3月中はいろいろと本業の研究が忙しく更新が途絶えていましたが、楽しく過ごしていました。
やっと少し落ち着いてきたので、近況とバルナック型ライカを買っちゃったという話を。

バルナック散歩って??

2024年の3月ごろ、自身はいろいろな申請書など書類仕事に追われ心身は摩耗する一方。何か楽しいことを計画しようと思い発想したのがバルナック散歩でした。

バルナック散歩は、完全に私の考えついた散歩で、友人と東京浅草のクラシックカメラ専門店早田カメラ集合、各々でLマウントレンズを持ち寄り、完璧に整備されたバルナック型ライカを入手。往年のライカにフィルムを詰めて下町を散歩するという企画です。なかなかおもしろそうでしょう?
いつもの友人と一緒に行きました。彼のブログ記事も素敵なのでぜひ。

では、実際に当日の様子を。

早田カメラさんへの憧れ

早田カメラさんは、完璧にクラシックカメラを整備して永久保証をつけてショウケースに並べて販売されている素敵なカメラ屋さんです。店主の早田さん曰く、『70年以上前に作られたカメラに、半年保証とかじゃ意味ないでしょう。』とのことで、自身が整備したカメラに永久保証(お店があるかぎり)をつけて販売されています。
小さい頃、NHKの美の壷という番組で、クラシックカメラのオーバーホールをされている姿とお店を知りずっと憧れていたので、憧れが叶った形です。美の壷では、確かLeica M3を紹介していたかも。

Leica Ⅲf

それでは実際に私が買ったカメラについて紹介です。Leica Ⅲfです。
バルナック型ライカの完成形のようなカメラ。(Ⅲgもありますが。)
コンパクトなボディにぎっしり精密な機械が詰まっている感じがたまりませんね。
M型も持っていますが、全く別の魅力があります。
この個体は、セルフタイマーなしの個体。当時はセルフタイマー付きは高価で、実用派はセルフタイマーなしモデルを使っていたとのこと。タイマーがない分すっきりしていて自分好みです。
マウントはL39マウントで、実は今年Elmar 35mmを購入していたので、実際にアバルナック型ライカにつけることになりました。
フィルム装填面でも、すこし御作法(フィルムカッターは購入時におまけでつけてくださいました。)などがありますが、慣れてしまえば十分実用的なカメラです。
今回は、外付けファインダーも探していてちょうどいいフォクトレンダーのものがあったので、追加で購入しました。
では、実際のバルナック散歩の様子をご覧ください。

バルナック散歩の中で見た景色

フィルムに関して、カラーはKodak color 200(お店でつけてくださいました。)と、Rollei Retro400のモノクロフィルムでの撮影。レンズは、Elmar35mmとなります。

空シャッターを切っていた分も現像されていました。フィルムは、浅草のどこかのチェーンの喫茶店で。初めてのバルナック型への装填は、手こずりました汗

一気に浅草周辺からの散歩の様子を。

それでは、モノクロ。友人たちが写っているものが多いので、作例は少なめ。


露出計もなしで、勘で撮影していましたが、なんとなく合うもんですね。カラーネガだからかな。
軽快に写真を撮りながらの散歩でした。
しかし、完全に整備されたLeica Ⅲfは触っているだけで楽しいです。そのシャッター音も聞いているだけで、多幸感に包まれます。早田カメラさん整備のLeicaの魅了されてしまいます。バルナック型カメラ自体は現時点で、安いものは3万円程度のものもありますが、こちらは当たり前ながら完全に整備されたカメラで、ファインダーもクリアで二重像もくっきり。
販売当初の新品並みの機構を求めるなら早田カメラさんでLeicaを購入するのが間違いない気がしました。
M型ライカはずっと使っており、バルナック型はどちらかというと不便な点はたくさんありますが、それでいてまた持ち歩きたくなる魅力に満ちていました。
これからも、バルナック型カメラを連れ出していろんな景色を収めていこうと思います。

それでは、また近いうちに。それまで体調に気をつけてお過ごしください。

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